IPガイアとPassPort Technologies が提携を発表

PassPort Technologies, Inc.(以下「PPTI」という。)および株式会社IPガイア(以下「IPG」という。)は、PPTIのプラットフォーム技術およびPPTIの開発パイプラインの第3者との提携を目的とした事業開発活動に関する業務委託契約(以下「本契約」という。)を締結いたしました。これにより、PPTIはIPGのネットワークを活用した事業開発活動が可能となります。

PPTIの代表取締役社長である藤澤朋行は、「IPGがもつ多数のグローバル製薬企業との強力なネットワークは謂わば究極の事業開発機能であり、弊社のようなベンチャー企業にとっては夢のような機能です。IPGとの提携により、弊社が開発する革新的な医薬品、新技術をパートナー企業にタイムリーに導出することができると確信しております。」と述べています。また、IPGの代表取締役社長CEOである山口泰範は「PPTIのPassPortシステムを用いたユニークかつ優れた経皮吸収技術および同社のパイプラインが製薬業界で広く受け入れられ、患者の皆様に届けられる支援ができることを大変嬉しく思います。」と述べています。

引き続き、両社は連携を強化して創薬および事業開発におけるグローバルなプラットフォーマーを目指していきます。

【PassPort Technologies, Inc.について】

PassPort Technologies, Inc.は、PassPortシステムを用いた優れた医薬品を迅速に開発し、患者に届けることを使命としています。 また、世界有数のバイオロジー、情報技術の世界的集積地である米国サンディエゴに本社を置くことで、最先端の革新的技術を取り込むことが可能となります。製薬企業だけでなく化粧品企業などライフサイエンス業界の幅広い企業で活用いただけるプラットフォーム技術を継続して創出することを目指しています。 これらの取り組みを通じて、世界のより多くの人々の健康に貢献してまいります。

詳しくは、PassPort Technologies, Inc.のウェブサイト(https://passport-tech.com )をご覧ください。

【IPG について】

IPG は、株式会社ウィズ・パートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社⾧ CEO:松村淳)が運営するヘルスケア New プラットフォーム・ファンドの 100%子会社として、2021 年 10 月 26 日に設立されました。物質特許など新規医薬品の事業化において重要な知的財産の取得を目的とし研究開発を推 進します。アクセリード株式会社(以下「アクセリード」)及び Axcelead Drug Discovery Partners 株式会社(以下「Axcelead DDP」)との包括的業務提携契約により、IPG はアクセリードおよび Axcelead DDP

が持つ貴重な創薬研究データやノウハウを有望な研究シーズ・プロジェクトの選定に活かします。研究開発後、取得した知的財産は、製薬会社に対し、非臨床開発ステージにおける医薬品候補化合物取引市場において従来取引額と比較して大幅に低価格にて導入機会を提供できると想定しています。各社が協同で創薬プラットフォームの構築を進めることで、高品質・短期間・低コストでの新薬開発を可能とし、製薬会社は研究開発パイプラインの継続的な補充、且つ水平分業モデルを加速化出来るようになって、研究開発活動の効率化に大きなインパクトを与えると期待されます。その結果として、各国の医療費削減という社会的課題解決に貢献していきたいと考えています。 

詳しくは、IPガイアのウェブサイト(https://ip-g.com/ )をご覧ください。

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