株式会社IPガイア、東北大学と共同研究開発基本契約を締結

株式会社IPガイア(東京都港区愛宕、取締役社長:山口泰範、以下「IPG」)は、この度、高品質の新薬を効率的に創出するためのIPGプラットフォームに関し、東北大学病院(宮城県仙台市、東北大学病院長:張替秀郎、以下「東北大学病院」)※1が扱っている創薬シーズの提案を目的とした基本契約(以下「本契約」)を締結しました。

本契約によりIPGは、東北大学病院が扱っている創薬シーズの提案を受け、東北大学と共同で研究開発後、高い付加価値を有する臨床開発候補品を製薬企業に導出する事業を展開することが可能となります。IPGはグローバルのアカデミアや製薬企業など幅広い研究機関から創薬シーズの提供を募集中で、この度の合意によるアカデミアからの創薬シーズ取り込みは国内外併せて9機関目(日本:5機関、米国:3機関、シンガポール:1機関)と順調に拡張しています。

IPGの取締役社長である山口泰範は、「日本トップクラスの大学であり、文部科学省による国際卓越研究大学の認定候補に選定され世界をリードする研究大学を目指す、東北大学とこのような契約を締結できたことは、私たちにとって大きな喜びであり光栄に思います。これにより、IPGは有望な創薬シーズにアクセスし、革新性の高い医薬品を効率的に創出することが可能になります。引き続き、IPGは、医療費の高騰や健康寿命の延伸といった世界的な社会的課題の解決に貢献していきます。」と述べています。

※1 東北大学病院:東北大学病院は、国内で最も古い歴史をもつ国立大学病院の一つです。「先進の医療を優しさとともに」という基本理念の下、特定機能病院として高度医療を安全に提供するとともに、その開発及び研修を使命としています。総合大学としての強みを活かしながら様々な革新的医療技術を積極的に取り入れ、優秀な医療人材を育成することで、医療の質の向上、医療課題の解決に努めています。2015年には厚生労働省から医療法上の「臨床研究中核病院」に指定され、院内に設置した「臨床研究推進センター(CRIETO)」を中核として、様々な企業とともに国際的水準の臨床研究や創薬、医療機器開発を推進し、臨床研究の拠点として、医療・医学の発展に貢献しています。

【IPGについて】

IPGは、株式会社ウィズ・パートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松村淳)が運営するヘルスケアNew プラットフォーム・ファンドの 100%子会社として、2021年10月26日に設立されました。IPGは、包括的業務提携先であるアクセリードおよびAxcelead DDPが持つ貴重な創薬研究データやノウハウを活用して有望な研究シーズ・プロジェクトを選定、研究開発後に取得した知的財産を製薬会社に導出します。これにより、製薬会社は高品質・短期間・低コストでの新薬開発を可能とし、研究開発パイプラインの継続的な補充、且つ水平分業モデルを加速化出来るようになって、研究開発活動の効率化に大きなインパクトを与えると期待されます。その結果として、各国の医療費削減という社会的課題解決に貢献していきたいと考えています。

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